北インドへ、EVISBEATSさんと。 その1
僕は初めてのインド。EVISBEATSさんは5年前に1度旅行を。
今回はその2人が一緒にデリー→ベナレス→アグラと旅をして、ジャイプールの街に到着したのは日本を出た日から数えて7日目。僕はアグラのバス停で、不覚にもカメラやメガネが入ったバッグを紛失(パスポートや財布は無事。多分置き引き。恥ずかし)してしまったのでした。そんなところから、インドの対談、スタートです。場所:arya niwas hotel
エビス 今日はなかなかハードな一日でしたねえ。
伊瀬 はい。久しぶりに「ピンチ顔」出しました。
エビス 伊瀬くんのピンチ顔、しっかり拝ませてもらいました。「ハァ、ハァ、ハァ、あの、カバンないすか、カバンないすか、ハァ」って(笑)
伊瀬 バス出たり入ったり出たり入ったり(苦笑)
エビス まあでもその時は笑い事じゃなかったね。
伊瀬 この何日かで一番気を抜いてた一瞬でした。下手したら日本より抜いてたかも。まあイヤことには慣れたくないですけど、6日も経つと色んなことに慣れてきましたね。
エビス 2日前あたり、僕がベナレスで寝込んだ時くらいから、伊瀬くんはけっこう行動的になったんちゃう?
伊瀬 エビスさんが寝込んではって、どうしようもないから一人で行動してるうちに、図太くなったところはあると思いますねえ。
エビス あのへんで鍛えられたよなあ。インドに来て、それまで戸惑ってたのってどういうところ?
伊瀬 まず、だまそうとか口車に乗せようとしてくるところ。
エビス ああ。そういうのってインド人同士でもあるんかなあ。ちょっとまた違ってて、薄いんかなあ。
伊瀬 観光客はヤツらにとって商品みたいな感じなんでしょうかねえ。
エビス そこから抜け切られへんかったら、その人らの生活ってこっちからわからんよな。それがなかなか抜けられへん。
伊瀬 それでもチラッと垣間見れることがあるのは、「みんな違う」ってことですかね。今日も誰かが言ってたけど、ほんとにみんなそれぞれ頭の中が違ってて、いいヤツもおるし、むっちゃ意地悪いやつもおるし、むっちゃ正直者もおるし、むっちゃ嘘つきもおるし。ほんまに十人十色なんですよね。日本だと、十人十色とは言えど、「ある程度の傾向」ってあるじゃないですか。
エビス だいたい平均にしようとするもんなあ。インドはそれがないんか。無秩序なんやな。
伊瀬 無秩序ですね。まず宗教もひとつじゃないですし、王朝も長いこと統一されてなかったし、文化も民族もグチャグチャんなって、ほんならまたイギリスが入ってきたりとか、一個の秩序って成り立ちにくかったんでしょうね。
エビス うんうん。
伊瀬 そういう、日本との秩序とかルールの違いには戸惑いましたね。
エビス なるほど。
伊瀬 でも最初は、初対面だろうが何だろうがグイグイ来るっていう、インド人の遠慮なしにプッシュしてくるところに戸惑ってましたけど、それを捌きつつ4、5日も過ごしてたら、逆に鈍さも見えてきましたね。
エビス 鈍さ。
伊瀬 日本人に対してだと強すぎて失礼になったりする態度なんかが、インド人に対しては少々大丈夫で。ちょっとくらい汚い口たたいても何ともなかったり。
エビス ある意味、おおらかというか。
伊瀬 「いらんわい、あっち行け」みたいに言っても、インド人は気にしてない。日本やったら「何だキサマー、その言葉使いはー」(笑)
エビス 道路わきに並んでるタクシーでも、日本だと順番は守るけど、インドのリキシャ(自転車やオート三輪のタクシー。市民の足。)やったら前から3番目だろうが、客来たら「やーったラッキー」みたいな。で、周りのヤツらは「ちぇっ」って。日本やったらちゃんとみんなルールを定めるもんなあ。
伊瀬 一人の運転手と話してたら、次から次に2人目、3人目って囲まれて、客の取り合いですもん。セリ市みたいになりますもんね。「俺は30ルピーで乗せてやる」「いや俺は20」「俺は15」って。
エビス あれ、パニックになるよなあー。「フィフティ!フィフティ!フィフティ!(興奮しながら)」みたいな(笑)
伊瀬 日本人、セリにかけられる(笑)
・・・つづく
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コメント
おもろいですな。
リキシャ交渉が目に浮かびます。
慣れてきて交渉が、おもろいゲームみたいな
感じになる、瞬間てありますよね。
投稿: 圭吾 | 2008年12月22日 (月) 01時35分
途中から「高い。ほなさいなら」
と言う技を身につけたのは大きかったです。
「待って待って、安くしまんがなー」と、こうです。
だんだん慣れるもんですねえ。
投稿: 伊瀬 | 2008年12月22日 (月) 18時40分