生きた音楽、踊り喰い。 その1
ゲスト:BASIさん(韻シスト)、EVISBEATSさん、DICEさん(アラデジャムスタ)
むっちゃ好きやねん!好きで好きでいっつも頭の中それで一杯やねん!けどたまにめっちゃ嫌いやねん!わかった!あ、わからん!これやろ、ちゃうんかじゃあこれや!
大きく息を吐いて、吐いたらさらに大きく吸う。吸ったらまたさらに吐いて・・・日々自らを進化させながら、観客をロックし続けるひとたちがいます。ちょっとあやかりたいなと思って、お話をお聞きしました。
「いざマイク持ってラップしてみたら、もう、今まで感じたことない、ブワーッ!って感じで」(BASI)
伊瀬 音楽活動をスタートするキッカケってあったんですか?
バシ 舞台に立つとか、目立つことに興味があったんですよ。役者とか、お笑いとか、何でもいいねんけど、舞台に立つことに憧れましたね。どれも難しいことではあると思うけど。
伊瀬 はいはい。
バシ 音楽も好きやったし、ラップっていう手法が手軽で楽チンやなと思って。
伊瀬 ロックとかレゲエとかから入ったわけじゃなく、すんなりラップだったんですね。
バシ 住んでる街(大阪府泉州地区)は、周りにレゲエが強かったけど、別に興味はあまりなかったなあ。ラップしてるってヤツが周りに少なくて、逆に恥ずいなっていう感じでした。
伊瀬 へえー。
バシ でも当時『キミドリ』とか『四街道ネイチャー』とか聴いて「うわーコレや!」って、あがってました。
エビス なんか、ストレートに同じ世代やからむっちゃわかるわあ。ブギーバックあたりとか。東京ナンバーワンソウルセットとか。
バシ そのへんむっちゃ聴きましたねー。「すごいな!何やろうコレ!!」って。それまでに本場のラップも聴いてたんやけど、近ないねんな。「アイツを撃ってまえ!」みたいなのとか。「え?ラップってそんなんせなアカンの?」って思ってるときに、そういう日本のアーティストのことを知って。
伊瀬 目覚めたんですね。
バシ 最初はあの・・・ジャッキー・チェン見終わった後に、ファファファーッ!って部屋で暴れる感覚(笑)。ファファファファーッやばいオカン入ってきた!みたいな。
一同 笑
バシ それくらいで満足しとったなあ。ラジカセ2台で、片方でインストのテープ流して、もう片方の録音ボタン押して、ええ感じの距離測ってラップ吹き込む、とかやりました。で、家で聴いて「あーイケてるわオレ」って(笑)
一同 笑
伊瀬 『nocturn』の、バシさんのリリックでも書いてましたね。「昔よくやったMixテープにそのままラップ入れるようなスタイルで行くぜ」
バシ それはその時のこと書いてんねん。
伊瀬 当時、泉佐野あたりでラップしてる人、あんまりいなかったですけど、ライブするようになるまでにはどういういきさつがあったんですか?
バシ ミナミに通いだすと、やっぱり進んでて、韻シストのメンバーとも知り合って。「ラップやれや」って背中押してくれましたね。
伊瀬 初ライブのことって、覚えてます?
バシ そのときもジャッキー・チェン見た後の感じでしかなかったから「いや、オレでけへんわあ、ええわあ」って言ってたんやけど。
伊瀬 ジャッキー・チェン見終わったヤツに「よしお前、カンフー始めろよ」って言っても、やらないですもんね。それとこれとは別で。
バシ でも、いざマイク持ってラップしてみたら、もう、今まで感じたことない、ブワーッ!って感じで。「オレのラップをみんな聴いてるー!!」って。
伊瀬 はあー。
バシ 「ほんでそんなに引いてないー!」みたいな(笑)
伊瀬 手ごたえを掴んだんですね。
バシ そうそう。今は無き、梅田の『ギルド』っていうちっちゃい箱。その一回で、「これやっていこう」って、決めた。
・・・つづく
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