さいた
今日の夕方、知人に会いに財田町に行った。到着が遅れるとのことだったので、そこいらを散歩して待っていた。夕方の風を受けて、七部袖のシャツを着て、ぶらぶらぶら、いいもんである。
徳島との県境の町の夕暮れ時、車の通りも少なくて、静かであった。田んぼのアゼで草を焼く煙が、360度の盆地に薄く浮かんでいく。
兄妹なのか友だちなのか、子どもが4匹ほど田んぼのあちら側を駆けていく。腰の後ろに手をやったおじいさんがその後をぼちぼちと追う。よもぎのにおいがする。
犬に吠えられる。先へいくとまた犬に吠えられる。またまた犬に吠えられる。刺激に出会って嬉しいんだろう。「仲良くしようぜ」とテレパシーを送るも、鳴きやまない。鈍感なやつらめ。
今でこそ交通の便はよくなったろうけど、昔は世の流れの一歩外にある農村だったろう。小高い山にぐるり囲まれて、海にも街にも遠い。合宿にいいかもしれない。住むと、退屈かもしれない。おいしいお米や野菜や果物が、たくさん作られているところです。
ひまじんなのに、なぜか走り書き。
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