フォト

各種ご祈祷・診断受付

  • ◆ ご祈祷 ◆
    家内安全 / 身体健康 / 交通安全 / 商売繁盛 / 病気平癒 / 厄除け / 良縁成就 /合格祈願 他 地鎮祭 / 七五三参り / 初宮詣 等 本殿にてお祓い、ご祈祷いたします。

« 「ここだけのヒミツ。」 | トップページ | お山開き »

2016年6月14日 (火)

ねこ

少し前から野良猫が境内をウロウロしてました。

何匹かいるんですが、そのうちの一匹は、

ちょっと動きの遅いやつでした。

 

やせ気味だし、あんまり身体が元気では

ないんだろうなと思ってました。

先日、こちらが坂道を歩いてると、

その先の方にそいつが歩いていく姿が見えたんです。

 

ぼくはたまたま娘と一緒だったもんだから、

ちょっと呼んでみ、と言って、

「ねこー」と呼んでもらいました。

 

そいつは声にはきがついてこちらをチラッと振り返りましたが、

別に歩みを早めるでもなく、

それまでと変わらず坂道の上の方に行ってしまいました。

 

そんなことがあってから1週間ほど経っていたでしょうか、

朝、廃棄用に置いてあったの段ボールの中に、

猫のなきがらがありました。

 

確かめ切れないけど、

たぶんそいつが自分で入ったんじゃないかと思っています。

 

死に場所をここに選んだのも何かの縁だと思って、

山に埋めてあげました。

 

3年くらい前にも、

境内を最期の場所に選んだ猫を埋めてあげたことがあって、

そのちょっと近くに穴を掘って、

なきがらを入れて、土をかぶせました。

 

そこらへんで野垂れて、

鳥なんかにつつかれるより少しはいいのかもしれません。

 

そいつが何を思って最期に来てくれたのか、

たまたま偶然なのかわかりませんが、

もし何か思ってここを選んでくれたのならば、

ヘンかもしれないけど、

少し嬉しく誇らしい気持ちです。

 

「ねこー」と呼んだだけの関係かもしれないし、

前に「おい、どこ行くねんー」と声をかけたのも

ひょっとするとそいつかもしれない。

別に食べものをあげたわけではありません。

 

そのちょっとしたやりとりで選んでくれたんなら、

そいつは何かを感じたり、思ったりしてくれたのかもしれません。

それも、確かめようのないことです。

 

だけど、言葉を言わない者、

動かないもの、または姿形のないものとも、

やり取りできると信じてはいます。

 

だってわれわれの体や心の中にも、

それらとつながるものがありますから。

 

みなさんの今日が平穏無事でありますように。

 

石鎚神宮 社務所より

« 「ここだけのヒミツ。」 | トップページ | お山開き »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/203918/63778188

この記事へのトラックバック一覧です: ねこ:

« 「ここだけのヒミツ。」 | トップページ | お山開き »